着メロを鳴らすと著作権料が必要?


アメリカの話ではありますが、こんな議論があるようです。

米作曲家・作家・出版社協会(ASCAP)は先に連邦裁判所に対し、公の場で着メロを鳴らす行為は興行に当たるとし、携帯電話利用者は着メロを鳴らすたび に著作権法に違反していると申し立てた。モバイルサービス事業者は着メロの販売権を得るために著作権者にロイヤルティーを払っているが、ASCAPは、着 メロの「演奏権」に関してさらにロイヤルティーを払うよう求めている。支払わなければ、携帯電話利用者による著作権侵害に荷担することになるとASCAP は話している。

現状、着メロや着うた等の音楽配信については、「送信可能化権」「送信権」の2種類の権利に基づいて課金されています。これにさらに公衆の面前で鳴らした場合には「演奏権」も徴収すべきではないか、という話です。
これに対して、米市民権団体の電子フロンティア財団(EFF)は

おかしな主張だ。着メロを購入している数百万人の人が、レストランで携帯電話をマナーモードにするのを忘れたら法律を破ったことになるのだろうか。ASCAPの主張する通りなら、窓を開けてカーラジオを流すのも著作権侵害になる

と批判しています。
この批判はもっともですね。例えばカーステレオを大音量で流すとか、iPodで音漏れしている場合なんかにも演奏権が適用されてしまうという無茶苦茶な話になってしまいます。今のところJASRACを始め日本の権利者団体等は特にコメントはしていないようですが(私が見つけられていないだけかも知れませんが)、さすがにこれに倣って「課金します」とはならないんじゃないかと思います。(というよりそこまで馬鹿じゃないと信じたい)
以前のトピックでも書きましたが、権利を守ることは大事だと思います。でも必要以上に権利を主張することは、自分自身の首を締めることになるということに気付かないといけないんじゃないでしょうか?
「作る人あってこその著作物」と同時に「聴く(観る)人あってこその著作物」でもあると思います。それを忘れちゃいけないですよね。

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